bupopo’s blog

地方都市移住をきっかけに専業主婦になりました。移住・子育てなど日常のことをつぶやきます。

バイオリンの先生を変える

我が子(ぽっぽ)は、バイオリンを習っています。

引っ越しすると困ることの一つが習い事の先生が変わること。

引っ越し前に習っていた先生に、引っ越し先でバイオリンを教えている先生の紹介をお願いしました。

残念ながら見つかりませんでした。正確には、お1人いたのですが「とても厳しい先生」とのことで、ぽっぽの性格にはちょっと合わないと思うと言われました。

私も厳しい先生は、ぽっぽには辛いだろうなと思い、自力で探すこととなりました。

 

とあるバイオリンのblogを読むと、先生は東京芸大桐朋、もしくは東京音大出身の先生とありました。

しかし、我が家の住む街にそのような先生はいらっしゃらず・・・。

音楽教室も個人のお教室も地元の音大出身の方がほとんどでした。

きっと、関西や関東の音大へ進学した方は、ほとんど戻ってこないのでしょうね。

 

まあ、ぽっぽはバイオリンに熱心なタイプではないので、そこはこだわらず、ぽっぽを面白がってくれる先生がいいなと思いました。

自宅から通える範囲の教室をあたり、こちらの都合の合うレッスン日が確保できそうな先生(A先生)のところへ決めました。

 

A先生は指導は的確でぽっぽの弱いところ(譜読みやソルフェージュなど)をこれからやっていきましょうとのことでした。

体験の時、ぽっぽがバイオリンを弾いたときに、「音程の印まだつけてるの」「弓はこうやるって前の先生は教えてくれなかった?」とちょいちょい以前の先生をディスる発言がちょっと気になりました。

また、お月謝やレッスン回数もA先生の演奏活動で簡単につぶれ、お金はとられませんがその分振替がなしなのも気になりました。

こちらから月謝や欠席した場合の扱い、振替やレッスン場所(自宅ではなくレッスン会場を借りているよう)など、お教室の規約があれば欲しいと言いましたが、「規約はなくすべてA先生の都合に合わせる」とのことでした。

1回30分、3,240円、月謝の場合、月3回9,720円でした。

 

レッスンは順調に進んでいましたが、ちょいちょいレッスン時間が20分くらいで終わったり、レッスンも15分くらいやったところで、「やることがないな・・・」と呟かれたりしました。

どうやら、ぽっぽの後に大手音楽教室でレッスンがあるらしく、さっさと次へ行きたい態度がバレバレでした。

時々、先生はバイオリンすら持ってこないでレッスンすることもありました。

ぽっぽも「バイオリン弾く時間が短い」「あんまりバイオリン教えてくれない」と不満をいうように・・・。

それでも、半年は続けてみようと思いました。

継続してレッスンすることで、ぽっぽの弱点が克服されればいいと思いました。

 

しかーし、事件は起こりました。

 

10月から消費税が値上がりしました。それに伴ってレッスン料金も変更するのかなと思いました。しかし、先生からは何のお話もありませんでした。

そこで、こちらから、来月の月謝ですが、9,900円ですよねと確認しました。

その返事がびっくりです。

「そうなんです。そうなんですが、他の生徒さんから小銭を用意するのが大変と言われたので、1万円になります。お気遣いありがとうございます。」

普通に値上がりしてるじゃん!!!

「お気遣いありがとうございます」

はあ?意味不明

 

月謝やレッスン料の変更をこんな形で知らされるなんて、悲しいやら情けないやら・・・なんか、刃物でバッサリ切られた感じがしました。

A先生にとってぽっぽの存在ってそんなもんだったんだなー。

はっきり言って傷つきました。

そして、今までの不満や不信が爆発しました。

 

A先生には、たかだか100円の値上げでけち臭い親と思われたかもしれません。

値上げが問題なのではなく、そのやり方、相手を思う気持ちが欠けた先生なのだと思いました。

そんな先生に大事なぽっぽをあずけられません。

A先生の教室は退会しました。

 

今は、別の先生(B先生)についてレッスンをしています。

B先生は、子どもの個性や意欲を大事にしてくれます。

B先生に「今まで習ったなかで好きな曲を弾いて?」

と言われたときに、ぽっぽは「好きな曲はないんだよね・・・」と言いました。

そこで、ぽっぽとやりたい曲をいろいろ探し、「ゴジラ」の曲を練習することになりました。

今では、練習も意欲的にしています。

 

いろいろありましたが、我慢することなく先生を変えて正解だったと思いまいた。