「天気の子」を見た
年末年始にテレビで「天気の子」をやっていた。
時間のある時に見ようと録画しておいたのですが、ようやく見ることができました。
感想(ネタバレも含む)
リアリティーのある町並はとても綺麗。
音楽もよい。
リアリティーがあると言われればそれまでだが、実際の商品などが途中に挟まっていて、ステマのように感じる。
だけど、映画って作るのにお金かかるもんね、と思うから、ステマだとしてもしょうがないかーという大人の事情を感じてしまい、映画に集中できない。
物語序盤にでてくる占い師(?)のところでの話から、話のあらすじは察することができるので、飽きてくる。
あとは、女の子をどんな風に救うのかと思ったけど、ああ、自己決定ね、と。
「大人ってこんなに嫌なやつなんだっけ」とつい突っ込みたくなるほど、子ども側の大人への捉え方が、なんかひどい。
それが思春期と言えばそれまでなんだけどね。
今までも思春期を題材にしたと思われる映画はたくさんあったと思うのですが(「僕らの七日間戦争」「耳をすませば」など)、まともな大人も登場していて、子どもを見守りつつも考えさせたり、気づかせたり、それなりに成長する物語だったと思います。
だけど、この映画は一見まともに見える職業(警官とか、雇用主)の大人が、中身がイマイチなので、ちょっとそこは、面白いです。
安心・安全な大人って減ってるんだなと、少し耳が痛くなりました。
おばさんが見るにはキツイ映画でしたが、中学生くらいで見るときっと純粋に楽しめるのだと思います。