bupopo’s blog

地方都市移住をきっかけに専業主婦になりました。移住・子育てなど日常のことをつぶやきます。

バイオリン教室の選び方(私的見解)②~体験レッスン~

 前回の続きです。

bupopo.hatenablog.com

 

いくつか教室の候補が決まったら問合せをします。

その際、気を付けたこととして、

・通えるレッスン日や時間に空きがあるかどうか

・親の音楽歴・子どもの音楽歴

・レッスンの目的

などをざっと伝えました。

 

・通えるレッスン日や時間に空きがあるかどうか

 どんなにいい教室でも通えなければ体験レッスンに行っても仕方ありません。先生の時間をとらせないためにも、マナーかなと思いました。そして、空きがなければご縁がなかったということで切り替えました。

 その時に、仕事をしていることを伝えました。お教室の方針にもよると思いますが、遠回しに「お仕事されていては・・・」とやんわり言われるところもあります。

 

・親の音楽歴・子どもの音楽歴

 バイオリンは、子どもが習う場合、音楽教室とは違って練習に親のサポートが欠かせません。全くのド素人の親子を引き受けて頂けるか、とても大事だと思います。

 私は、バイオリンなどの弦楽器はやったことがないこと、過去に音楽教室少々、フルート少々、中高で吹奏楽部でユーフォニウムをやっていたと伝えました。

 

・レッスンの目的

 音大へ行かせたいとか、子どもが習ってみたいとかいろいろと理由があると思います。

 私は、子どもがやってみたいと希望していること、親としては毎日コツコツ練習して積み上げていく体験をさせたいと伝えたと思います。

 

問い合わせをした時のポイント

・問い合わせた時に歓迎されていること

・メールや電話での返事が常識的かつ的確かどうか

 

・問い合わせた時に歓迎されていること

 これは、今にして思えば一番大事なポイントだったかもと思います。

 最初に習った先生も現在習っている先生も「ぜひレッスンに来て」とおっしゃってくれました。

 

・メールや電話での返事が常識的かつ的確かどうか

 子どもを教えるので、説明が上手かどうか、こちらの意図を汲み取るのが上手いかどうか、とりあえず文面で判断してみます。

 

体験レッスンでのポイント

・楽器の指導など言葉だけでなくお手本をみせてくれる

・教室のルールがあること

・レッスン場所が確保されていること

・楽器の値段

・私と相性がいい

・子どもの個性を面白がってくれる

 

・楽器の指導など言葉だけでなくお手本をみせてくれる

 我が子は言語理解がイマイチで、お手本を見せてくれたり、介助してくれて動きを確認する方が理解が早いので、動作での指導もあるかどうかを重要視しました。

 後に、最初に習った先生からは、「言葉よりも動きで覚えていく方が得意ね」と言われ、引っ越し先ではなるべくレッスン回数の多い教室を選ぶように言われました。

 我が子も先生と一緒に演奏できると、やる気もアップしてとても楽しいようでした。

 

 

・教室のルール・規約があること

 規約までいかなくても、レッスン時間、月謝、欠席やレッスン日の変更、振替をしてもらえるかなど、ある程度のルールが決まっていた方が、私がストレスなくできました。

 一見、ルールがない方が都合よくできるように思われますが、ルールとは、先生と生徒の信頼や安心・安全を守るものです。

 今回、月謝トラブルとなった先生とのことを考えると、やはりある程度のルールは必要だと思います。

 トラブルの中身は下記をご覧ください。

bupopo.hatenablog.com

 

・レッスン場所が確保されていること

 できれば、先生のご自宅といったレッスン場所が確保されている方が安心です。

 貸スタジオでレッスンされている方もいますが、毎回、スタジオが変わったり、スタジオのスケジュールでレッスン日が変更になったりします。

 場合によっては親がスタジオを借りなくてはいけなくて、地味に面倒です。

 今回のコロナの件でも場所を借りてレッスンしている先生は、あっという間にレッスン場所確保が難しくなり、レッスンが中止になってしまいました(現在習っている先生は、場所を確保しなくてはいけないので)。

 オンラインレッスンもありますが、基本的なことを習得している人はオンラインレッスンでも大丈夫だと思いますが、我が子はまだまだ介助が必要なので難しかったです。

 個人的には、場の設定は非常に大事だと思っています。

 この場所はレッスンの場所、そういう雰囲気・気持ちに子どもがなることは、落ち着きのない我が子には大事です。そうでないと、新しい場所での探索が始まってしまうのです。本音では、今の先生が教室をきちんと開いてくれないだろうかと願うばかりです。

 

・楽器について

 バイオリンは成長とともに買い替えが必要になってきます。

 その際の考え方や金銭的なものも事前に先生から伺っておくといいと思います。

 教室によっては楽器の貸し出しや先輩から安く譲ってもらうシステムがあるところもあります。

 バイオリンは金額に上限がない楽器なので、ご家庭の経済状況に合った教室だと精神的に楽です。

 

・親の私と相性がいい

 これは、難しい問題ですが、毎日の練習をみるのは親になります。

 その際、ド素人ができる課題や説明をしてくださるかが大事だと思います。

 また、弦が切れた、アゴ当てが外れた、弓が折れた、楽器が割れた・・・子どもが扱うので楽器トラブルが多々あります。丁寧にサポートしていただける先生かどうかは大事です。

 最初に習った先生のリビングには本棚があって、そこにある本が私が持っている本が多く並んでいて(漫画・小説など)、びっくりしました。

 レッスンに対する考え方も私が「音大とか特に親は求めていないが、もし、本人がそういう道に進みたいと思ったときに、その道へ進めるように可能性だけは残しておきたい」と伝えたところ、「きっちりやり過ぎると嫌になってしまう子だけど、必要なことは丁寧に伝えてつづけていくのは大事です」とおっしゃってくださいました。

 楽器トラブルがあったときもすぐに対応方法を教えてくださいました。月謝トラブルの先生は、トラブルにはお答えしてもらえず、最初の先生に助けを求めたこともあります。

 親が先生を信頼していると、子どもも安心してレッスンに集中してくれます。

 

・子どもの個性を面白がってくれる(大事にしてくれる)

 我が子はとても落ち着きのない子でした。レッスン中も興味があちこち移ったり・・・。最初の先生にそのことを伝えると、「生徒さんが同じくらいの男の子ばっかりだから大丈夫」と言ってもらえました。最初の発表会での注意事項が「弓でチャンバラごっこをしない」でした(笑)。

 今習っている先生も、我が子の興味に合わせてレッスンしてくれるので、のびのびとやっています。たぶん、今の先生が我が子と相性がいいのではないかと思ってます。そして、最初に習っていた先生と指導のポイントは一緒だったのも、親は安心でした。

 これは、体験レッスンではなかなかわからない部分でもありますね・・・。