bupopo’s blog

地方都市移住をきっかけに専業主婦になりました。移住・子育てなど日常のことをつぶやきます。

氷河期世代の支援

私は、大学を2000年卒業の氷河期世代でも底だった世代です。

お金のある友達は、卒論をわざと落として一年就職浪人をした人もいます(男性に多かった)。

当時は、卒業すれば大学の就職課は使えなかったので、一年学費はかかるけどそれでも就職できるなら親は黙って支払ってました。

私は、就職できないのならと進学を選択しました。

同じ学費を払うことにはなりますが、まあ、前者の方が賢いやり方だったのだと思います。

それでも、正社員になれるのは難しく、多くは派遣だったり大学生でやっていたアルバイトをそのまま続けたり。

私は、一見すると高給取りっぽく見えますが、中身はアルバイトと雇用形態は変わらない仕事しか得られない食えない専門職の資格を取りました。

まあ、どうせ派遣やフリーターなら、「これでもいいか」みたいな感じです。

私の友人は、「首にならないパートタイマー」「重宝がられるパートタイマー」を目指して資格をとりました。

そのくらい、正社員になることは夢のまた夢・・・

派遣など若いときはいいけれど、女性で年齢が上がれば派遣すらお払い箱になる。

だったら、正社員にはしないけど、やめられたら困るパートのおばちゃんポジションを狙うしかありません。

 

無事、私が大学院を修了し、とある自治体の非常勤職員で働いていた時、派遣の法律が変わりました。

今までは、双方が同意すれば何年も同じポジションで雇用されていたのに、それが有期雇用になったのです。

パートのおばちゃんポジション大ピンチ!!

その後も派遣労働の法律は何回か改正し、そのたびに有期雇用→就職活動の繰り返しでした。

いつまでも履歴書や職務経歴書を書き続ける生活。

法律が改正されるたびに変わる雇用形態。

写真代、健康診断書代、郵送代、交通費・・・こんなに経費かけてもらえる時給は・・・。

 

そんななか、氷河期世代を支援するという流れが。

なんとかその世代には滑り込んだー!

大学同期たちも多少、ほんの少し期待してる。

が、いまのところ地方自治体と厚労省パソナぐらいしか・・・。

これって、独身で全国どこにでも行けますって人しか対象じゃないよね。

もはや、結婚して子どもがいて身動きとりにくい氷河期主婦には難しいよね。

ついでに、地方自治体って非常勤職員たくさんいるよね。

その人たちも応募したら、そもそもその人とるよね、仕事教える手間が省けるし。

宝塚市厚労省もものすごい倍率・・・。

試験にいくにも交通費・宿泊費。

もしかしたら、忖度枠があるかも・・・。

 

相変わらず、宝くじの方が当たりそうな就職活動をしていくのね。

個人的には、人手不足なところは年齢関係なく雇うんだろうから、もう、その予算を氷河期世代がパートや日雇いでもどうにもならなくなったときの社会保障費にプールもしくは、手堅く運用しておいてもらいたいです。