幼児教育は我が子には必要なかったのかもしれないな
現在小学生となり、今となって振り返ればの話です。
ここで言う幼児教育とは、通信教育をメインとしたお勉強系のお話です。
幼児教育を否定するのではなく、私の子どものタイプにはいらなかったのではないかというお話です。
逆に、文字などに興味関心が高く、ワークも楽しく取り組めるのなら、どんどんやらせた方がいいと思います。
①こどもちゃれんじ編
我が家は最初に、「こどもちゃれんじ」を始めました。
ぽっぽは、保育所へ行っていたので、先輩ママからは「保育所は幼児教育はやってくれない。だからこどもちゃれんじやるんだよ」とはっきりと言われました。
おもちゃもついてるし、育児についての情報も得られるし、そんなにお値段が高くない。
最初は、普通に楽しく取り組んでいました。
歌の入った絵本は大好きで、ボロボロになってもよく聞いていました。
歯磨きもしまじろうの鏡をみながらやっていましたし。
お箸の持ち方もとても綺麗になりました。
保育所で、トイレットトレーニングなどもやってくれますが、しまじろうのDVDを見ると家でもやる気になってくれたりと、楽しく取り組めていたと思います。
しかーし、だんだんひらがなやカタカナ、ワークと知育メインになっていきました。
そうなると、途端に興味をなくし、全く取り組みません。
遊びも外遊びが大好きで、保育所のお庭を回りながら、虫を探して過ごしていました。
お絵かきなどにあまり興味を示さず(年少・年中のお絵かき帳は真っ白で何も書いてませんでした)、文字なんてさっぱりと読めません。
年中後半から、工作や粘土遊び、ブロックに興味が出て少し室内遊びも取り組むようになりました。
文字やお手紙をかくような付録はまったく使いませんでした。
ごっこ遊びも誘えば少しやりますが、ほとんどやりません。
すごろく、お買い物ごっこ、とにかく、付録キレイです(友人に全部あげました)。
このままでは不味い!!
とにかく、なんでもいいから、クレヨンとか持って欲しい!!
そう思って始めたのが、Z会でした。
②Z会幼児編
そこでなんでZ会?って感じですよね。
Z会の年中コースは、毎月、絵を描く課題があり、送ると担当の先生からお返事がきます。
親ではない人に送ってお返事かくるともしかしたら楽しめるかもしれない。
その提出課題だけ親子で取り組むことを目標に始めました。
今にして思えば、それこそ絵画教室でいいじゃないという感じがしますが、なんか必死でそんなこと思いつきもしませんでした。
もしかしたら、この体験は今のお絵かき好きにつながっているかもしれません。
③まあいいかって思った編
いよいよ、年長後半、保育所でも小学校へ向けて準備が始まります。
それでもさっぱり文字への関心がありませんでした。
焦った私は、小学校の教員をしていた方に相談しました。
そして、言われたことは、
確かに、今は文字が読めない・書けないで入学してくる子は少ない。
「だけどね、文字が書けないで入ってきた子はね、どういうわけか、綺麗な字を書くようになるんだよ。」
えー!!そうか、なんか肩の荷が下りたというか、もういいかって思いました。
無理強いをやめて、本人の興味に合わせることにしました。
綺麗な字書けた方がいいしね。
やっと卒園間際に、文字をがなんとか読めるようになりました。
さすがに、名前だけは書けるように春休みに練習しましたが・・・。
そうそう、習字や硬筆を習ってませんが、小学校のフェルトペン習字は、市の書道発表会で入選しました。
入学時は名前しか書けなかったのに。
本当だったよ、先生!!
④反省編
全く取り組まなかったワークですが、小学校でやる内容のものだったので、先取り学習だったんだなと思いました。
そんなことも知らずに強要して、悪かったなと思いました。
子どもによって興味のあることは違います。
知的なものに関心がある子もいれば、運動や自然体験遊びなどに興味がある子も。
いろいろなことに興味を持ってくれる子もいれば、興味の幅が狭い子も。
低学年のうちは、学校で知的活動はしてくるし、家では本人の好きなことを体験させるのがいいのかなと今は思っています。
いろいろ失敗して気づくなーと思いました。