両親に避難を説得する
今回の台風の被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
幸い、身内や友人に被害はありませんでしたが。
実家近くには大きな川が流れていて、避難勧告が出ました。
そこからが大変。
80歳過ぎた年寄りはなかなか避難に応じません。
必死で説得するも、
「外に出る方があぶない」
「自治体からは家からでないでと言われた」
「広報車だって回ってない」
「避難場所が遠い」
「頑丈なビルなら避難したいが、学校の体育館ならここと一緒」
「避難場所の小学校の海抜は高くない」
「2階に行けばいい。トイレなんて窓から流す」
出るわ出るわ避難したくない理由の数々が・・・。
今回の台風とは離れた地域に住んでいるので、どこまで両親を説得していいのか。
どこまで、風雨の中、避難行動を促していいのか。
暗くなって風雨が強まる中、80歳を超えた老人はもう避難行動はできないし。
避難するなら明るく風雨が弱いうちに。
ニュースや河川のライブカメラを見て情報収集したり、近所に住む友人に状況を確認しながら、30分~1時間ごとに電話説得を繰り返すこと、5時間。
ようやく近所の人が避難を始めたことで避難所へ行きました。
今回、実家は無事でしたが、少し離れたところで川は氾濫して浸水被害がありました。
紙一重で助かったと思います。
遠くに離れた両親と災害時の避難行動について話し合わなければと思いました。
お正月にはお世話になった近所の人にお礼をしなくては。
地域での繋がりって大事だなと思いました。